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【ダンスジャンル解説】POPとは?初心者でもわかるPOPの解説

こんにちは🌱DANCE STUDIO SeeD イントラのRENA です🥰
ダンスジャンル解説シリーズも第六弾になりそろそろ残り僅かになってきました。
今回はコアなファンが多く、SeeDのオーナーであるARI先生が専門のあのジャンルを解説します!

【ダンスジャンル解説】

第六弾『POP』

今回はストリートダンスの中でも独特な存在感を放つ「ポップ(POP)」についてご紹介します。
POPは難しそうだからなかなか手を出せないという人も、

この記事を読んで少しでも興味が湧いたり、気になって練習してみたりしてくれたら嬉しいです!

POPの始まり

ポップの始まりを語るにあたっては、まず先にブガルー(Boogaloo)というスタイルを紹介します。
ブガルーは諸説ありますが、アメリカ南部から移住してきたアフリカ系アメリカ人によって、
シカゴのクラブやコミュニティで始まり、1960年代にそれが西海岸のカリフォルニア州にも広まった説が有効です。
そして1970年代、Boogaloo Samや彼らのチーム、Electric Boogaloosによって
POPという新しいジャンルのダンスが誕生しました。
彼は、ブガルーやソウルダンスに影響を受け、そこにさらに独自の技術と音楽感覚を加えていきました。
1970年代後半から1980年代にかけて、
ポップはテレビ番組『Soul Train』などを通じて、全米に広がっていきました。

POPのスタイル

先ほど紹介したようにポップはブガルーが起源になっていますが、
ダンサーたちによって様々な進化をとげ独自のスタイルを確立しています。
いくつかご紹介します。

1. Popping(ポッピング)

  • ポッピングの基本スタイル。筋肉を瞬間的に収縮させる「ヒット(ポップ)」を中心に、音楽のビートに合わせて踊る。

  • シンプルで力強い。

 

2. Boogaloo(ブガルー)

  • ポッピングのルーツの一つ。体を回すようにゆらしたり、ロータリー動作(胸・腰・膝の回転)が特徴。

  • 柔らかさとグルーヴがポイント。

  • 「Boogaloo Sam」が生んだスタイル

3. Animation(アニメーション)

  • 非現実的なキャラクターのような動き。ティック、マイム、スローモーション、ストロボなどの技を融合。

  • 映画やアニメのような視覚的効果を意識した表現。

4. Robot(ロボット)

  • 機械のようなカクカクした動き。音楽に合わせず、動きそのものの精密さが評価されることもある。

  • 無表情・無機質なキャラクターで踊ることが多い。

⚡ポップダンスの主な特徴⚡

筋肉の弾きを使った独特の動き(ポップ

ポッピングは、「ヒット」と呼ばれる筋肉を瞬間的に弾く(収縮させる)動きが基本。
この「ヒット」によって、超人的なダイナミックな動きや電気が走るような質感を表現します。

② リズムとの一体感

音楽のビートに合わせて、正確にヒットやを入れるのが魅力。
ドラムのキックやスネアに身体を合わせて動くので、音を体で“可視化”するダンスとも言えます。

③ アイソレーションと滑らかさの融合

体の一部だけを動かす「アイソレーション」が多用される。
ロボットのようなカクカクした動きと、波のように滑らかな動きが組み合わさるのも特徴です。

④ スタイルの多さと自由度

ポッピングの中にも「ロボット」「アニメーション」「ウェーブ」など多くのスタイルがあります
自由に組み合わせて自分だけの表現スタイルをつくれるのも魅力!

⑤ 個人の個性が光る

振付よりもフリースタイルで踊るのが主流。
テクニックを活かしながら、自分の世界観を表現するのがポッパーの醍醐味です。

🤖初心者向け:ポッピングの練習方法🤖

1.ヒット

ポップの基本である「ヒット」の習得

  • 最初は「腕ヒット」から。肘を少し曲げて、肩と上腕に力をグッと入れて一瞬で抜く。

  • 次に「胸ヒット」→腹筋・背筋で前後に一瞬だけ胸を出すような動き。

  • 慣れてきたら脚(ふくらはぎ・太もも)にも挑戦。

2.アイソレーション
ロボットやアニメーション系に必須のコントロール力を育てる

  • 肩だけ上下

  • 首だけ左右(首アイソレ)

  • 胸を前後左右(ボディアイソレ)

  • 腰だけを回す or 横移動

3. ウェーブ

ポップ特有の“流れる動き”の習得

  • 手先→手首→肘→肩まで順番に波のように動かす「アームウェーブ」からスタート

  • 両手でキャッチボールのように往復すると◎

4. ストップ

ポッピング特有の「ON/OFF」の切り替えを身につける

  • 例えば2歩歩いて止まる → 手を伸ばして止める → 首を動かしてピタッと止める

  • 動きにメリハリを出す基礎力がつく

POPPINGは誰でも楽しめる!

筋肉を弾く「ヒット」や、ロボットのような動き、滑らかなウェーブなど、
一見難しそうに見えても、簡単な動きから少しずつ始められるのがポッピングの魅力です。

最近では、YouTubeなどで初心者向けの練習動画も多く、
ダンス未経験の方でも気軽に挑戦できるスタイルとして注目されています。
現役で活躍しているポッパーでも30代からダンスを始めてプロになった方も多くいます。
年齢を重ねてこそ、踊りに深みが出てくる
奥の深いダンスとして人気があります。

DANCE STUDIO SeeDでは、

ARI先生のビギナークラス
を開講しています🌈

初心者、ダンス未経験の方は、ビギナークラスを体験してみてはいかがでしょうか?
一つ一つのムーブを丁寧に指導してくれるので、
初めての方でもわかりやすく、楽しくPOPを踊ることができます。

クラスの詳細はこちらのHPまたはインスタグラムにてご覧ください。

 

第七弾目はGIRLSHIPHOPを紹介します。
お楽しみに!