こんにちは🌱DANCE STUDIO SeeD イントラのRENA です🥰
第三回目のジャンル解説記事はもう読んでいただけましたでしょうか?
今回は山梨では特に人気のあのジャンルについて詳しく解説していきたいと思います。
【ダンスジャンル解説】
第四弾『LOCKING』
この記事ではダンス初心者の方でもわかりやすいように、
ロッキングの始まり、基本のムーブ、初心者におすすめの練習方法等について解説します。
これからロックダンスを始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください⭐️
👣ロッキングの始まり👣
ロッキングは、ドン・キャンベル (Don Cambell)によって作られたダンススタイル。
元々違うダンスのジャンルをうまく踊れなったキャンベルが、
一つ一つの動きを止めるようにしながら練習していたのを、
ほかの人たちが真似をし始めたのがきっかけで誕生したといわれています。
止まる(Lock)動作が逆に独特でカッコいいと注目されるようになり、
彼はそれをわざと取り入れて踊るようになりました。
この偶然から生まれたスタイルがキャンベルロック(Campbellocking)、のちのロッキング(Locking)です。
ロッキングが広まり始めたきっかけは、
1971年にドン・キャンベルがアメリカの人気音楽番組『Soul Train(ソウルトレイン)』に出演したことでした。
彼の独特な「止まる動き(ロック)」は観客の注目を集め、瞬く間に話題となります。
その後、ドン・キャンベルは自身のスタイルをさらに発展させるために、
仲間たちと共にダンスチーム「The Lockers(ザ・ロッカーズ)」を結成しました。
ザ・ロッカーズは、ユーモアとファンクミュージックに乗せたエネルギッシュなパフォーマンスで、
テレビやステージに登場し、ロッキングというダンスをアメリカ全土、そして世界へと広めていきました。
🕺ロッキングのムーブ🕺
ロッキングには定番となるいくつかのムーブ(ステップやアームスの動き)があります。
いくつか紹介しますので気になる方は是非動画と一緒に練習してみてください。
1. Twell / Twirl(トゥエル)
手首を一回転させる技
肘を引いて胸を張り、顔の横で回す。
肘は肩くらいまで上げる。
- ロック(動きを固める)と組み合わせるのが基本
2. Point(ポイント)
指をまっすぐに伸ばして誰かや何かを指す動き。
観客とのやり取りやストーリー性を出すのに使われる。
笑いや驚きを誘うコミカルな動きにもなる。
3. Pacing(ペイシング)
ビートに合わせて身体を小刻みに動かす動作。
腕を肩の高さまであげ、横に軽く振って戻す。
軽く膝を使って上下にリズムを取る。
4. Scoobot(スクーバー)
ロックの超定番ステップ。
足を交互に前に出しては引き、リズムよくバウンス。
軽やかで“弾む”ような雰囲気が特徴。
5.Skeeter Rabbit(スキーター・ラビット)
足を交互に蹴り出すように動かす
手や腕も一緒にリズムに合わせて動かす
グルーヴ感と軽快さが大切
🔥ロッキングの主な特徴🔥
1. ロック(Lock)の動き
名前の由来でもある、「ピタッ」と止まる動きが最大の特徴。
主に腕を胸の前でロックする動作。これを音に合わせて繰り返す。
2. ファンキーなノリ(Groove)
常に音楽に乗って体を揺らしながら踊る。
特にファンクミュージック(例:James Brown、Sly & The Family Stone)との相性が抜群。
3. ユーモアと個性
おどけた表情、オーバーなリアクション、観客とのやりとりなど、コミカルな要素が多い。
表現力やキャラクター性が大きな武器となる。
4. 基本ムーブの多様さ
Lock、Point、Scoobot、Skeeter Rabbitなど、独特なムーブが多数。
それぞれのムーブをつなげて、リズミカルに踊る。
5. 見せるダンス(Show Style)
一人で踊るだけでなく、観客を楽しませる「見せる要素」が強い。
手振り・ポーズ・表情なども含めてパフォーマンスする。
6. バトルより“楽しさ”が中心
他ジャンル(ブレイキンやヒップホップ)に比べて、バトルの中でも相手と一緒に楽しむ空気が強い。
勝ち負けよりも、その場のグルーヴとコミュニケーションを大切にする。
7. 老若男女が踊れる
派手なアクロバットや激しい動きよりも、リズム感と表現力を使うため、幅広い年齢層に向いている。
🤸初心者向け:ロッキングの練習方法🤸
これからロッキングに挑戦してみたい初心者さん向けに、
自宅でできる練習方法や上達のコツをわかりやすく紹介します!
💪ステップ1:上半身の練習(アームスや止まる動き)
ロッキングの魅力である「力強く止まる(Lock)や「ファンキーな腕使い」は、
すべて上半身のコントロールから始まります。
トゥエル(Twell)やロック(Lock)ポイント(Point)を初めとした基礎的な動きをマスターすることで、
だんだんと複雑な動きや速さにも慣れ、かっこよくロッキングが踊れるようになります。
👟ステップ2:下半身の練習(バウンス・ステップ)
ロッキングは、上半身だけ踊ってると思われがちですが、下半身が安定している人ほどカッコよく見えます。
まずはバウンス練習でグルーヴ感・音楽に乗る感覚を養いましょう!
慣れてきたらスクーバー(Scoobot)やスキーターラビット(Skeeter Rabbit)等の基本ステップを練習し、
ロッキングのファンキーな体使いをマスターしましょう。
🕺 ステップ3:足と手の連動
足と手の連動を練習するには、まずバウンスをしながらステップを踏み、
そこにアームスといった上半身の動きを組み合わせていきます。
大切なのは、足元がぶれずに安定していること。
それによって、手の動きにもキレが出て全体の見栄えがぐっとよくなります。
初めはテンポがゆっくりな音楽に合わせ、楽しみながら練習してみましょう!
ステップ4. ロックダンスに使われる音楽を聴く
ロッキングのバトルやショーケースで使われる音楽を日常的に聴くことは、上達への近道です。
ファンクを中心としたグルーヴィーなリズムに慣れておくことで、踊るときのノリや表現が自然に身につきます。
音楽を深く感じられるようになると、モチベーションも高まり、練習の質もどんどん良くなっていきます!
Lockingは誰でも楽しめる!
ロックダンスは幅広い世代に愛されるエネルギッシュなダンスジャンルです。
好きなファンクミュージックやアップビートな曲に合わせて、気軽に楽しみながら練習できるのが魅力のひとつ。
ロックダンスは熱さや個性を自由に表現できるスタイルで、時代とともに進化し続けています。
自分だけのスタイルを見つけて、思いっきり自分らしさを爆発させましょう!
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第五弾目はPOPINGを紹介します。
お楽しみに!